◆なぜ塾の先生になったのですか?◆
忘れもしません、、、あれは去年の6月22日、肌寒さも残る夏至の夜。TUTAYAの駐車場で「塾の仕事に興味ない?」と先輩に誘われたことがきっかけです。初めは上手くできるのか不安もありました。そんな中、先輩の車に他の講師といっしょに乗って初の出勤日! 教室に着くまでの約30分間、社内ではただエンジン音が響くだけでした。行く先は流刑地なのか?と車に揺られながら思ったのを覚えています。
しかし実際に始めてみると、塾長をはじめ先輩講師の方々は皆優しく、今では毎回楽しんで出勤することができています。先輩があの日誘ってくれたことに感謝しかないです。
◆ちょっとこんなテーマで◆
僕が身長175.9cmを超えてから初めて泣いた話をします。高校3年の冬、推薦入試にむけて先生と練習をしていたときのことです。試験の内容は、物理の問題を黒板で解説するというものでした。しかしこれが難しくて、物理学を7割方嫌いになった頃、先生が解き方の見当もつかない問題を持ってきました。解ける問題ですら「親のかたき」とばかりに詰められるのに、、、と困った僕は逆に考えました。もしや先生はこの問題を通じて解けないときの反応を試しているのでは?と。
先生の「裏」を読み切った僕は「ここは解けませんでしたが、~という考え方を使うのでは」と説明。勝ちを確信していたのですが、先生は「勉強不足」そして「この時期にできないのは恥」と罵詈雑言の嵐を吹かせ、そのまま教室を去っていきました。
◆生徒のみなさんへ◆
塾の先生ってどんなイメージですか? 教え方がうまい、頭がいい、様々なイメージがあると思いますが、みんなはじめからそうだった訳ではありません。挫折や失敗を積み重ね、学び、そして今塾の先生として君たちの前に立っています。そしてこれから先、皆さんにも何度も挫折や失敗をする機会が降りかかってきます。
そんな時、せっかく松ゼミに通っているんです、イヤになって投げ出したり諦めたりする前に、先生に相談してみてください。先生たちも通った道です。必ず親身になって相談にのってくれます。
大事なのはそこから何を学ぶか。君たちが大学生、社会人になったときに、今この時期を「悪くなかったな!」と思えるよう祈っています!


















