というわけで昨日の続き! ヘ(゚∀゚*)ノ
大学入試の 「もんのすごい改革!」の内容について
とりあえず 「これだけ知ってれば何とかなる!」 という
大きなポイントだけ書いていきます。
1)新しい制度の第1期生は 「今の中1さん」!
2015年の春に中学校に入学した中1さんからが新制度です。
運悪く浪人しちゃった場合、もちろん今の中2さんも新制度!
2)センター廃止のかわりに新しいテストがスタート!
高校在学中に(高2になったら)複数回の定期テストを受験
→名前は 「高等学校基礎学力テスト」
大学進学前に(高3になったら)複数回の入試みたいなテストを受験
→名前は 「大学入学希望者学力評価テスト」
あとは各大学で、今の2次試験のようなテストを受験
→このあたりは各大学でバラバラだし、まだ全然未定 \( ̄▽ ̄;)
3)合否判定は上の2つ(あるいは3つ)の結果を総合して行う
今までの大学入試みたいに一発勝負ではなくて、
高2から時間をかけて、何回もテストを受けて結果を決める仕組み
そして高2から受けるってことは、
今の中1さんはあと4年で、実質的に大学入試になっちゃうという!
4)解答は全部コンピューター端末で!
基礎学力テストも大学入学希望者テストも、
CBTといってコンピューター端末で解答するスタイル。
でも今のセンター入試と違って、
大学入学希望者テストにはちゃんと記述問題もあるみたいです
5)テストの結果は点数表示ではなくて段階別表示
両テストとも、今までの大学入試のような得点式ではなく
段階別表示に本人に示されます。
○×大学への出願には、基礎学力テストでA評価が必要
・・・みたいな感じになるかもしれません (まだ未定だけど)
6)大学入学希望者テストでは、教科区分まで変更に!
基礎学力テストは、教科別でだいたい今のスタイルといっしょ。
でも大学入学希望者テストは、教科のスタイルから変わります。
「合教科・科目型」 とか 「総合型」 の出題で
思考力・判断力・表現力を問うものになる・・・のだそうです
たとえば社会の問題で、英語の文献が例示されていて
それを分析して、論述で答えるみたいな!?
特に英語は大改革!
読む・書く・話す・聞く、のいわゆる4スキルを
民間の資格検定試験を活用して判定することになりそう ( ̄Д ̄;)
7)今の推薦入試やAO入試はみ~んな廃止!
そもそも新しい制度では、
「2つのテストで一定以上の学力がありますね、と判断した上で
各大学で個別に人間性や高校時代の活動なんかも評価して
合否を決めるように」
みたいなことになってます。
というわけで、今の推薦入試やAO入試の考え方自体が
新しい入試制度に、そのまんま組み込まれる感じです
スポーツやってるから推薦でなんとかなるっしょ (°∀°)b
・・・みたいな考え方はキケンかも
8)就職や専門学校なんかの判断材料にも!
「高等学校基礎学力テスト」 は日本中の高校生がみんな受ける
ことになるので、就職など大学入試以外の判断材料にもなりそう ( ̄□ ̄;)!!
例えば、株式会社○×の採用条件に
高卒以上・かつ基礎学力テストでB評価以上・・・とある、みたいな
9)もっと詳しいことが発表されるのは2017年
今までの話は、方針だけは決まってるけど
具体的な内容については、今もエラ~イ方々で検討中です
基本方針となる 「新テストの実施方針」 は
2017年に発表されることになってます
・・・とまあ、こんな感じなのです
今からいろいろ考えられることをやっておきたいところ!
松ゼミ、長ゼミの先生たちも
生徒のみんなの手助けをしっかりできるように勉強中です。
おうちの方で 「もう少し詳しく知っておきたい!」 という場合は
ぜひ松ゼミか、長ゼミの先生にご相談を!
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